私は現在生後7か月の息子を完全母乳で育てています。
息子はおかげさまでムチムチに成長。
でも、じつは私、3歳の娘の時に、母乳育児にとても悩んだ意見があるんです。
娘の時は、息子を出産した産院ではない場所で生みましたが、
母乳育児にあまり力を入れておらず、完母になるまでに時間がかかりました。
しかし、いざ完母になっても、娘の体重はなかなか増えず、本当に悩みました。
その経験を踏まえ、息子の出産は、母乳育児推奨の産院にしました。
すると、知らない母乳に関しての知識がわんさか出てきたんです。
そこで、この記事では、私の経験と産院で教えてもらった知識をもとに、
私が完母になった経緯、普段気を付けていること、
完母である私の悩みについてご紹介します。
完母にどうやってなった?
息子を出産し、翌日から授乳が始まりました。
その日から現在進行形で、私と息子は朝昼晩と3時間おきに授乳しています。つまり、1日8回授乳をしていますよ。
どうして3時間おきなのか。
・母乳量の安定
3時間おき授乳を続けているので、
頻回授乳をしなくても、毎回しっかりおっおぱいを飲めている息子。
夜間授乳は大変と思われますが、確かに眠いですよ。
今では、3時間おき授乳は、私の体もその生活リズムに慣れてしまったので、
さほど苦痛には感じていません。
それに、夜間は母乳の分泌が一番活発になるんです。
そのため、夜間授乳をなくすと、母乳量が減少してしまうかも。
・体重を増やすため
赤ちゃんが寝ているからと、授乳回数を減らしてしまうと、母乳量が減るの他に、赤ちゃんの体重にも影響が。上の子は、授乳回数の少なさと、頻回授乳でしっかり母乳を飲めていなかったことから、体重が増えなかったんです。しかし、息子の場合、現在生後7ヶ月で8.5kgと、しっかり体重が増えています。体重がなかなか増えなくて悩んでいる場合は、飲めている母乳量と、授乳回数を確認したほうがいいかもしれません、。
・赤ちゃんの生活リズムを整える
3時間おき授乳で、息子はだいたい2.5~3時間おきにお腹が空いたと泣きます。
もし、早い段階で泣いている場合は、おむつか抱っこなので、
どうして息子が泣いているのかも分かりやすいです。
夜間は、ほとんど泣きませんが、私は起こしてでも授乳していますよ。
起こすとはいっても、息子は眠たすぎて、片乳で終わることも。
よく、新生児期は頻回授乳と言われていますが、
私も娘の時にやっていたので、その大変さは身に染みて分かります。
頻回授乳は本当に辛い。私の場合、頻回授乳で母乳量が増えたとは感じませんでした。
むしろ、毎回満足に母乳を飲めず泣いている娘を見ることが辛かった。
なので、あくまで私の意見ですが、頻回授乳に関しては疑問に感じています。
それに、赤ちゃんが泣く理由は、毎回お腹が空いているわけではないですよね。
おむつだったり、甘えたかったり。
その欲を無視しておっぱいを咥えさせてしまうのもなんだかなと。
私は、初めから頻回授乳ではなく、3時間おき授乳で、完母になれました。
入院中は、初めから母乳がたくさん出ていたわけではありませんので、
おっぱいを咥えさせて、足りない分はミルクを足していましたよ。
でも、退院時には、かなり母乳が出ていて、完母でいけました。
完母になれたのは、授乳中、ずっとつきっきりで助けてくれた助産師さんたちのおかげ。
産院選びは重要だと思います。
完母で気をつけることは?
気を付けていることは、まず食事。
美味しいおっぱいを飲ませてあげたいので、和食中心にしています。
ときどき、洋食やカレーなども食べますが、本当に時々。
和食でなるべく摂取しているものは、ご飯と味噌汁。
味噌汁は野菜も取れ、味噌には栄養がたっぷり。
ごはんは、もち麦などを入れたりして、栄養価を高めています。
こだわりすぎることは難しいですが、ちょっとした意識で、
食事は整ってくるのかなと思います。
次に気を付けていることは、水分補給。
母乳は水分量がかなりあるので、
ママが水分不足では、たくさん母乳が作られにくい。
たくさんお水などを摂取しています。
また、冷たい飲み物は体を冷やし、血流を悪くしてしまうので、
なるべく常温もしくは温かい飲み物にすることがおすすめ。
血流の流れも、母乳に関係してくるので。
次に、授乳に関しての気を付けていることは、
飲ませる前に、おっぱいマッサージ。
おっぱいに基底部という部分があることをご存知ですか?
基底部とは乳房の土台のこと。
この土台の血流がいいと、母乳がしっかり出てくれます。
逆に、基底部の血流が悪いと、母乳はしっかり出てくれないんです。
なので、基底部をしっかり動かすマッサージを毎回していますよ。
左右上下を5回ずつ行っています。
その他に気を付けていることはマメな搾乳。
授乳後に、私は搾乳を心掛けています。
理由は、赤ちゃんの飲み残しを、おっぱいにためないようにするため。
飲み残しがたまるとどうなるのか。
まずいおっぱいが赤ちゃんの口元に渡り、
急におっぱいを嫌がるようになるかも。
私は、一度この経験があります。
そのために、授乳後の搾乳は大切。
これらの気を付けていることは、私の日常に馴染んでしまったので、
大変とは思っていません。
しかし、初めは慣れないことばかりでてんやわんや。
でも、やっぱり1滴でも多く、息子に母乳を上げたかったので頑張りました。
同じ気持ちの方の参考になれば嬉しいです。
完母の悩みは?
私の完母になった悩みは、母乳量が多すぎること。
私のおっぱいは出がいいみたいで、特に右のおっぱいは、
授乳後も飲み残しが多い。そのため搾乳は毎回しています。
そのおかげか、乳腺炎にはなったことがありません。
しかし、しこりはできやすいですね。
授乳でイライラしてしますと、かなりのストレスになりますよね。
私も何度もその経験をしています。
なので、3週間に一度、母乳外来へ通っています。
でも、母乳外来って実費だし、痛い出費。
分かりますよ。私も初めはそう思い、
1度行かなかったことがあります。
その矢先に、息子おっぱい拒否事件。
泣く泣く母乳外来へ行くと、やはりしこりが。
しこりは、なかなか自分の搾乳では取り除けませんが、
助産師さんのおっぱいマッサージで見事に解決。
しこりのなかのまずいおっぱいが、息子のおっぱい拒否の原因だったみたいです。
それからは、お金のことよりも、息子の成長のためと思い、
母乳外来を大切にしています。
母乳外来では、育児のこと、上の子の産後ケアの相談、私の体調のことなど
なんでも相談できています。
なので、毎回身も心もスッキリ。ありがたい場所です。
なので、母乳で悩みがあれば、
プロの助産師さんに相談するといいと思いますよ。
まとめ
母乳に関しては色々な意見がありますよね。
なので、私のやり方が絶対というわけではありません。
母乳育児って楽ではない。
でも、母乳育児はいつまでやると考えると、
マメな授乳があるのは、たった1年。
1年だったら頑張ろうって私は思えましたよ。
だから、夜間授乳だってできています。(たまに寝過ごすけど・・・)
ただ、私のように、母乳育児をしたいけどどうしたらいいのか分からない、
そんな悩みを抱えている人に、少しでもこの記事が役に立ったらいいなと思っています。
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