私は3歳の娘と生後7ヶ月の息子を持つ母親。
2018年春、恐れていたワンオペ時代が始まった。
この記事では、私のワンオペの経験をもとに、
どうしてワンオペ育児が始まったのか、
ワンオペ育児はつらいのか、毎日どう乗り切っているのかご紹介したいと思います。
ワンオペなぜ?
どうして私がワンオペ育児をしているのか。
まずそこからお話ししますね。
主人とは約2年のお付き合いをし結婚。
すぐに娘を授かり、私は会社員からパートタイマーになった。
2017年、突如夫が言い出した。
「俺、会社辞めるわ」
えっなに、急に。
そして立て続けにこう言った。
「脱サラするね」
もう目が点です。
主人がなぜいきなりそんな発言をしたのか。
それは、主人の学生時代の先輩と主人が再会し、
その先輩が既にいろいろな事業を展開している方で、
新しい事業を展開するにあたり、うちの主人を引き抜いたということらしい。
こうして、主人は2018年春に当時の会社を退職。
その後、2018年夏から新事業に携わることになった。
もともと、主人は土日祝休みで、平日は遅くても20時には帰宅。
子煩悩で料理上手な主人は、育児や家事にも積極的に協力してくれた。
私はパートとは言えども、仕事に家事・育児に追われていたので、
主人には助けられていました。
しかし、転職した主人は、新事業の準備で、
平日は23時頃の帰宅、土曜日は19時ごろに帰宅するが、休みは日曜日のみ。
その日曜日も仕事のときがある。
そんなこんなで、私のワンオペ育児が始まったのだ。
ワンオペは辛い育児?
ワンオペ育児に慣れない頃は、本当に辛かった。
当時、私のお腹には第二子がおり、幸いつまりの時期は、
主人がまだ忙しくないときだったので、助かった。
しかし、その後、主人が忙しくなると、
喧嘩をあまりしない私たち夫婦には、喧嘩が増えた。
離婚したい、そう思ったこともある。
しかし、ワンオペ育児は慣れるとなんとかなる。
娘は自分のことが自分でできるようになってきており、
あまり手がかからなかった。
だが、息子が生まれたことで、事態は一変。
今まで以上に忙しさが増した。
私は、主産後、里帰りもせず、
退院した翌日からワンオペ育児。
産後に関しては、こちらをチェック!
産後二人目は里帰りなし。過ごし方は?手伝いは必要なの?【体験談】
でも、ワンオペ二人育児も慣れたら大丈夫だった。
私のワンオペ育児で辛いのは、
どうしようもない感情が突如襲ってくること。
イライラ、悲しみ、寂しさなど、
自分では気づいていなかった負の感情が、
いきなり溢れ出すことがある。
それをついつい主人にぶつけてしまう。
娘にも対しても、そんなに怒ることでないところで、きつく叱ってしまうことがある。
そして、その後、八つ当たりしてしまったことに対する罪悪感に見舞われるのだ。
これが辛い。
主人は、現在、週6仕事。
平日は日付が変わるころに帰宅し、10時ごろ出社。
土曜日は夕方帰宅。
日祝と大型連休のみ休み。
こんな忙しさの中でも、以前と変わらない優しさがある。
私の辛さも理解していて、何度も私に謝っている。
主人が転職したのは、家族のためだと分かっている。
だから、私が家のことは頑張るしかない。
だんだん、私の中に「覚悟」が芽生えた。
そこからは、ときどき弱音を吐く程度で、
前よりはワンオペ育児に強くなった。
我が家の場合、ワンオペ育児という環境を変えることは、今のところできない。
だから、主人と話し合って、お互い心の中に「覚悟」を決めた。
それからというものの、私は子供たち2人を寝かしつけると、
一日頑張ったなという達成感を感じるようになった。
ワンオペの乗り切り方
私のワンオペ育児の乗り切り方には、
いくつかポイントがある。
①頼れるところは頼る
買い物に子供2人、もしくは赤ちゃん1人と一緒に行くだけでも
かなり疲れませんか?我が家では、そこを改善すべく宅配会社を活用しています。
コープやOisix(おいしっくす)を利用。
これだけでも、かなりワンオペ育児の負担が減りますよ。
②前倒しできるところは先にやる
掃除や食事の順で、前もってできることは先にやっておきます。
やりたくないときはやりませんが。
この積み重ねで、その日の家事がかなり楽になります。
③掃除は毎日やらなくてもよい
以前の私は、掃除に関しては完ぺきを求めていました。
掃除機やトイレ掃除は毎日が当たり前。
でも、それだとワンオペ育児では疲れ切ってしまったんです。
なので、掃除は2日1回でもいいやというスタンスで、
無理なときはやらないようにしています。
④楽しみを作る
これが一番大事。毎日、家事・仕事・育児の繰り返しの日々。
楽しみがないとやっていけませんよ。
私の場合、大型連休には家族旅行を計画。
あとは、ネットショッピングなど、自分の欲しいものをここぞというときに買う。
(疲れ切っているときに、服やコスメを買うと、やる気が出ます!)
あとは、子供たちとおでかけして美味しいものを食べたり。
常に、生活の中で、小さくてもいいので、楽しみを作るようにしています。
⑤喋る
女は喋る生き物。イライラやストレスを発散するには、喋るがおすすめ。
友人や実母、保育園のママ友と、時間があるときに喋り倒します。
これがかなり効果あるんですよね。主人に話すよりも、女同士のほうが楽しいですし!
まとめ
ワンオペ育児は大変。これは間違いありません。
でも、ワンオペ育児から抜け出せない我が家のような環境の場合、
私自身を奮い立たせるほかないんですよね。
だから、自分がワンオペ育児を少しでも楽しめて、楽できるように工夫する。
家事は完ぺきでなくていい。完璧を求めたら壊れますよ。
一生懸命頑張っているママを誰が一番見ていると思いますか?
子どもです。我が子は、ママの頑張りを理解してくれているはず。
娘は、ワンオペ育児になってから、私が大変そうにしているからか、
はたまた弟ができたこともありますが、小さなお母さんになりました。
掃除機をかけたり、机をふいたり、弟の離乳食を食べさせてくれたり、
私を見て、色々なことを覚えていました。
ワンオペ育児は辛いことばかりではないな、そう感じています。
世のワンオペ育児ママ。
1人じゃないですからね。
イライラや辛い悲しいは、外に吐き出していきましょう。