毎年4月11日は、「メートル法公布記念日」ですね。
「メートル法公布記念日」とは、単位に関する日というのは、なんとなく予想がつくけど、
どんな日なんでしょうか。
また、どうしてこのような記念日が、始まったのでしょうか。
この記事では、毎年4月11日に行われる「メートル法公布記念日」に関して、
解説していきます。
メートル法公布記念日とは?
「メートル法公布記念日」とは、1921年(大正10年)4月11日に、いまや世界共通の単位であるメートルを使おうという”メートル法”が、日本で広く知れ渡った日のこと。
いまや、メートルは、一般的に使っていますが、この日が、
日本で単位が始まった日なんですね。
メートル法公布記念日の由来は?
メートル法公布記念日の由来を知るためには、そもそも、メートルという単位が、どこから始まったのか、ということに尽きます。
じつは、メートルは、フランスが発祥なんです!
1789年、フランス革命が成立し、翌年から、政府がたくさんの制度改革を進めていきます。
その制度改革の1つが、単位の統一だったんです。
政府は、カレンダー・時間・角度・長さなどの単位を、
すべての国で統一させようと試みました。
しかし、後に皇帝となったナポレオンが、長さのみ、単位の統一に賛成したため、政府は、急いで、メートルの測定方法を決めるなどの準備に追われました。
そして、80年もの月日が経ち、1875年3月に、初めての国際会議が開かれ、メートル法条約が成立し、様々な国で、メートルが広まるようになったんです。
そして、日本では、46年後の1921年に、メートル法が人々に知れ渡ることとなりました。
メートル法公布記念日のイベントはあるの?
じつは、「メートル法公布記念日」に関係のあるイベントがあるんです!
その名も、INTERMEASURE(インターメジャー)。
このINTERMEASUREというイベントは、
一般社団法人日本計量機器工業連合会が主催しています。
どのようなイベントなのかというと、100以上の関連企業や研究機関が、
製品や技術の紹介などをしてくれるイベントなんです。
その他にも、かつて使われていた、アンティークな量りが展示されているなど、
かなり興味深い内容となっています。
正直、単位に、これほどまでに関わるイベントは、他にはないと思います。
一般人では予想もつかない、単位の奥深さを体感できるようなイベントですね。
驚きなのが、このイベント、なんと入場料が無料なんです!
2020年は、いつ頃開催されるのか気になりますね!
最新情報が開示されるのが、待ち遠しいです。
まとめ
「メートル法公布記念日」は、日本でメートルという単位が、知れ渡った日だったんですね。
日常生活で、当たり前のように使ったいる単位ですが、このような深い歴史があるとは・・。
イベントも、すごく興味深い内容なので、チェックしていところ。
是非、参考にしてみてください!