毎年4月12日は、宇宙ファンにとって大切な『世界宇宙飛行の日』ですよね。
今や、ロケット打ち上げは、地球に住むわたしたちにとって、魅力的なイベントの1つ。
ですが、どうして4月12日が『世界宇宙飛行の日』なんでしょうか。
じつは、この日というのは、偶然が重なった、すごく特別な日に値しているんです。
この記事では、『世界宇宙飛行の日』に関して、解説していきます。
世界宇宙飛行の日とは?
『世界宇宙飛行の日』とは、世界で初めて、宇宙船に人が乗り、
宇宙に飛び立った日(飛行した)なんです。
『世界宇宙飛行の日』は、2011年(平成23年)に、定めれました。
ちなみに、宇宙船に乗った人は、特別な訓練を受けた、宇宙飛行士。
余談ですが、宇宙飛行士が、宇宙へ飛び立つことを、“有人宇宙飛行”といいますが、
一方で、訓練を受けていない人が、宇宙に飛び立つ場合は、”宇宙旅行”と言います。
ボストーク1号と4月の関係
宇宙好きな人であれば、知る人ぞ知るボストーク1号(ウォストーク1号)。
ボストーク1号と4月が、『世界宇宙飛行の日』の由来となります。
1961年(昭和36年)4月12日、ソ連の宇宙衛星線ボストーク1号が、1時間48分かけて地球を1周し、人類初の宇宙飛行に成功しました。
そのとき、宇宙性に乗り合わせていたのが、かの有名なユーリ・ガガーリンだったんです。
ユーリ・ガガーリンとは、ソビエト連邦(旧ロシア)の軍人であり、パイロット、宇宙飛行士でした。最終階級は大佐。1934年3月9日生まれで、1968年3月27日に、飛行中の墜落事故により、34歳という若さで、この世を去っています。
Wikipediaより引用
4月12日は他にも宇宙に関する大きな出来事があった
4月12日は、世界初の宇宙飛行のみならず、他にも2つの、宇宙に関する、大きな出来事があったんです。
1つ目が、1981年(昭和56年)4月12日が、スペースシャトルの初飛行。
そして、2つ目が、1955年(昭和30年)4月12日、日本初のロケットである「ペンシルロケット」が、東京の国分寺で、初めて公開実験に成功したんです。
まさか、日本でも、宇宙飛行に関する実験が行われていたとは、驚きですよね。
このように、4月12日は、宇宙に関する出来事が、偶然にも3つ重なっていた日なんです。
また、余談ですが、1842年(天保13年)4月12日には、軍用の携帯食料として、日本初のパンが焼かれた日でもあるんです。
なんだか、宇宙食との関連性を、感じますよね。
じつは、長年、宇宙で美味しいパンを食べることが困難とされていました。
これは、わたしたち日本人には、あまり重要に思えないんですが(主食がお米なので)、欧米人からしたら、死活問題!
しかし、現代では、宇宙でも、美味しいパンが食べられるようになったんですよ。
4月12日は、宇宙食であるパンを食べながら、宇宙に思いをはせてみませんか?
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世界宇宙飛行の日に関するイベント
Yuri‘s Night(ユーリズナイト)というイベントを知っていますか?
これは、『世界宇宙飛行の日』を祝うため、世界中で開催されているイベントのこと。
現在は、主にアメリカ・ヨーロッパの各地の他、日本でも、開催されています。
Yuri‘s Night(ユーリズナイト)というイベントは、
イベントのオフィシャルサイトに登録すれば、誰でも開催できるんです。
2011年には、世界75か国で、567ものイベントが開かれ、
10万人を超える人たちが参加したんです。
アメリカ・ドイツ・ロシアでは、大きな博物館や科学館に、著名人やDJが集い、
盛大なイベントとなりました。
日本でも、2018年に、東京と沖縄でYuri‘s Night(ユーリズナイト)が
開催されていたんですよ。
2020年は、どのようなイベントになるのか楽しみですね!
まとめ
4月12日は『世界宇宙飛行の日』。
それは、世界で初めて、人類が宇宙飛行をした日でした。
また、偶然にも、宇宙に関する2つの出来事が、4月12日にあり、わたしたちと宇宙の関係性を考えざる負えない日ですね。
『世界宇宙飛行の日』は、Yuri‘s Night(ユーリズナイト)というイベントが
開催されています。
世界では、盛大に『世界宇宙飛行の日』を祝い、日本でも、イベントが行われているので、
是非、チェックしてみてくださいね!