暑い季節になると、夏バテしやすいですよね。
自分が夏バテになっていることを気づかずに過ごしている人も
いるでしょう。
そのまま夏バテを見過ごすのは非常に危険です。
今回は、夏バテに関する予防と対策についてご紹介します。
夏バテの症状チェック
まずは、あなたが夏バテになっていないかチェックしてみましょう。
以下は夏バテ症状です。
・食欲が湧かない
・熱っぽい
・頭痛がする
・吐き気がある
・むくんでいる
・下痢
・便秘
・体がだるい
・ぼーっとする
・イライラする
3個以上当てはまった場合は、夏バテの初期段階だと思います。
6個以上当てはまった場合は、夏バテ症状にかかっている恐れがあります。
危険ですので、病院にかかったほうがいいかもしれませんね。
まずは、セルフチェックをし、あなたの体の状態をしっかり確認しましょう。
夏バテの原因は何?
では、一体なぜ、私たちは夏バテにかかってしまうのでしょうか。
①温度差により自律神経が乱れる
夏場は、家や職場、ショッピングモールなど、
どこに行ってもエアコンがガンガンかかっていますよね。
暑い野外から、キンキンに冷えた室内に入ると体は爽快感にみまわれますが、
じつはそれが夏バテの原因になることがあります。
なぜならば、温度差によって、あなたの体はたくさんのエネルギーを
消費してしまい、またエアコンの効きすぎた部屋は、体にストレスを与えてしまいます。
そのため、自律神経が乱れ、胃に負担がかかったり、体がだるく疲れやすくなり、食欲も低下してしまいます。
②うまく発汗されない
あまりにも暑く湿度の高い日が続くと、汗を出す毛穴が詰まってしまい、
うまく発汗できないことがあります。
そうなると、体の体温がうまく調節されません。
逆に、長い時間炎天下にいると、今度は汗をかきすぎてしまい、
体が水分不足になります。
③睡眠不足
夏場は、夜の寝苦しい日々が続きますよね。
そのせいで、睡眠不足になり、体が疲労回復できず
疲れがどんどん蓄積されてしまいます。
あなたに当てはまる原因はありましたか?
私は、職場が寒いことと、夜の寝苦しさが当てはまっていました。
夏場は、体調管理に気をつけなくてはいけませんね。
夏バテの予防と対策は?
【予防方法】
・食べ物で予防
→夏場は食欲が落ちやすい時期ですが、食べなければ体はどんどん
エネルギーを失ってしまいます。
そのため口に入れるものは少なくても、栄養のある食べ物を摂取するよう
心掛けてください。
疲労を回復させるのにオススメな食べ物は、ネギ、山芋、玄米、豚肉、うなぎ、豆。
高タンパクでエネルギーやビタミンの取れる食材を選びましょう。
また体を冷やさないために、冷たい飲み物や食べ物はほどほどにし、
温かい飲み物を取るよう心がけてくださいね。
・室内の空調を調整
室内と外の温度差によって、夏バテになりやすいため、
なるべく室内の温度を下げすぎないようにしましょう。
私は、多少の汗をかくくらいが、発汗作用にもなりいいんですよ。
そのため、夏場は基本的に扇風機です。
どうしても耐えられない時や寝る前は、1時間程度エアコンをかけ、部屋を涼しくします。
長時間にわたるエアコンは、部屋を涼しくしすぎてしますので注意。
・良質な睡眠を心がける
良質な睡眠には、まずしっかり入浴することが大切。
夏だからといって、シャワーだけで済ます方は多いと思いますが、エアコンなどで、意外にも体は冷えています。
しっかり湯船に浸かり、体を温めましょう。
寝る際は、私のように1時間程度エアコンをかけ、扇風機で暑さを和らげたり、
頭を氷枕などで冷やすといいかもしれませんね。
【対策】
・食事で疲労回復
食欲のないときは無理に食べろとは言いませんが、全く食べないのは体に毒です。
まずは水分をしっかり取った上で、食欲を増進してくれる辛い食べ物や
酸っぱい食べ物の摂取がオススメ。
夏に鍋を食べたりするのも、野菜が取れるし、食べやすくていいかもしれませんね。
また知らない間にたくさんの汗をかいてしまうため、塩分もしっかり取りましょう。
・サプリメントで栄養補給
食事だけでは補えない栄養は、サプリメントで補ってもいいですね。
ビタミン剤や栄養ドリンクなど、取り入れてみましょう。
・症状が深刻になる前に医師に相談
長期にわたり、症状が改善されない場合は、かかりつけの医師に相談しましょう。
まとめ
夏バテは、悪化すると怖いですよね。
まずはしっかり予防をして、夏バテになってしまっても、
焦らずに周りの人に相談しましょう。
体が資本なので、食欲がなく全く食べないという行為は危険。
こんな時こそ、口に入れるものに気をつけてみませんか?
夏バテにならないように、自己管理をしっかり行いましょうね。
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