熱中症の高齢者の割合は?原因はなに?予防するにはどうすればいいの?

熱中症は高齢者の方に起こりやすいといわれていますが、なぜだかわかりますか?
また、高齢者の方の場合、熱中症予防がとても大切。
なってからでは遅い熱中症。
この記事では、高齢者と熱中症に関してご紹介します。

熱中症の高齢者の割合

熱中症患者の高齢者の割合をご存知ですか?
厚生労働省が報告している、平成30年7月1日~9月30日までの熱中症による入院患者の割合を見てみると、圧倒的に高齢者の方が多いことがわかります。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000379113.pdf

年齢のが上がるごとに、患者数がかなり増えていますが、
高齢者の割合は凄いですね。
このグラフからわかるように、やはり高齢者は熱中症になりやすいんです。

熱中症になる高齢者の原因

では、どうして高齢者が熱中症にかかりやすいのでしょうか。
原因はいくつかあります。


①水分不足

高齢者は、若者と比較すると、体内の水分量が低い
そのため、脱水状態に陥りやすくなってしまいます。
体内の水分量が少ないにもかかわらず、体の老廃物を排出する際に、たくさんの尿を必要とするので、水分不足になりやすいんです。


②体温調節機能の低下と暑さへの鈍感さ

あなたの身近にいる高齢者の方で、真夏の暑い日でも、長袖を着ていたりする人はいませんか?私の義祖母はまさにそう。エアコンが苦手で、真夏でもヒートテックを着ていたり、常に長袖なんです。
これはまさに、体温調節機能の低下によるもの。そのため、気付かぬうちに、体に熱がこもりやすく、循環系への負担が多くなってしまいます。また、飲み物を飲むことを忘れ、脱水にもなりやすいですよ。


③無理をしやすい

昔の人は、人に迷惑を掛けたくないだとか、なんでも無理して自分でやろうとする傾向が見られます。昔と今のライフスタイルの変化についていけず、例えば、真夏の暑い日に農業をしたりと、普通では考えられない行動をすることもありますよね。昔と今の気温差を理解してもらい、行動してもらう必要がありそうです。

このような理由から、高齢者は熱中症にかかりやすくなっています。

熱中症にならないための高齢者の予防対策

では、高齢者が熱中症にならないための予防策は、どのようなものがあるのでしょうか。

まず、室内での熱中症対策ですが、

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①まめに水分補給

普段と変わらず食事ができ、あまり汗をかいてないときは水や麦茶で水分補給して大丈夫。
しかし、汗をたくさんかいたときは、小腸に吸収されやすい経口補給水がおすすめ。
日常的な水分補給は常温でも問題ないです。むしろ、冷たい飲み物を摂りすぎることで、
体調を崩さぬよう気を付ける必要があるかも。ただし、早く体を冷やす必要がある場合は、冷たい飲み物がおすすめ。


② 部屋の温度を知る

高齢者のかたは、温度に鈍感になりがち。
知らぬ間に、室内が高温になっていないか注意が必要。
温度計を置いて、部屋の温度をチェックするといいですよ。


③適度な外出

部屋にこもっていてばかりではだめ。外に出ないと暑さに慣れませんよ。
外に出ることで、自然と汗をかきやすくなるので、適度な運動効果もあります。
外に出るのが難しい人は、室内でストレッチなど軽く身体を動かすだけでもいいですね。


④エアコンや扇風機を有効活用

体に直接あたらない風向きにし、エアコンや扇風機を活用するといいです。
ただし、エアコンの設定温度を下げすぎてしまうと、外気温との温度差が大きくなり、
体の負担になることがあるんです。そこは注意してくださいね。


⑤風通しの良い服装を心がける

ついつい厚着してしまいがちな方がいますが、
気持ちの良い素材(自然素材など)の服で、
涼しげな服装にしましょう


⑥直射日光を遮断

風を部屋に入れることはいいですが、
直射日光は良くないので、カーテンやすだれで、
上手く遮断すると体の負担になりませんよ。

次に、外出した時の熱中症予防ですが、


①日陰を歩いたり、帽子や日傘を身に着ける

なるべく直射日光を避けるように、外出時は歩く場所を考えたり、
帽子や日傘でよぼうするといいです。


②熱中症予防情報の活用

「熱中症予防情報」で使われている「暑さ指数」(WBGT値)をご存知ですか?
既往症がない健康な成人男性を基準にしているんですが、高齢者の場合、「暑さ指数」が注意レベルでも、警戒レベルと思ってください。目安は、一段階上のレベルの適用がおすすめ
熱中症予防情報で、外出するしないの判断をしてみてくださいね。


③いつでも涼める場所を作っておく

公共施設やショッピングモールなど、
あなたが行きやすい場所で、涼めるところを把握しておくと、
いざというときに使えますよ。


④無理は禁物

よくニュースで耳にするのですが、
高齢者の方が、炎天下での方が農作業をし熱中症で搬送されるというケース。
これは無理をした結果ですよね。
本当に無理はやめてください。暑い日や体調のすぐれないときは、
休むことが大切。


⑤飲み物を常備

いつでも水分補給できるよう、常に飲み物を持ち歩きましょう。


⑥緊急時の連絡先をメモ

自分に何かあったとき、誰かに連絡できるように、
連絡先をメモしたものを持ち歩いたり、携帯電話に連絡先を登録しておきましょう。

高齢者の方は、若者よりも熱中症に対して気を付けることが多いと思います。
私が思うに、まずは無理をしない。それを心がけてほしいと思います。

まとめ

毎年、熱中症にかかる高齢者の方は多いですが、
予防策を知れば、未然に防げることが多い気がします。
是非、身近にいる高齢者の方に、熱中症予防策を教えてあげてはいかがでしょうか。

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